仲裁-永遠に利用されない紛争解決手段?
pages 161 - 182
ABSTRACT:

本研究は、最終的な解決策が未だ見つかっていない仲裁という解決困難な問題を扱っている。共著者は、スロバキアの仲裁規則の立法プロセスにおける、特に顕著でネガティブな特定傾向に重点を置いている。彼らの目的のひとつは、世界各国のより多くの専門家に対し、スロバキアの仲裁関連立法においてとられている方向性を説明し、仲裁について継続する適用の問題に関する専門家間の議論を開始することである。

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about the authors

法務博士(JUDr.)。パヴォル・ヨゼフ・シャファーリク大学法学部商法・経済法講座リサーチアソシエイト(スロバキア共和国コシツェ市)。2009年に論文Arbitration procedures in commercial matters – the current state and proposals for future legal development(商事仲裁手続~現状と今後の法的整備に向けた提案)の口述試験を受け、博士研究を修了。博士研究修了後も、仲裁の領域における問題並びにより一般的な状況における裁判外紛争解決について研究を継続している。助成金プロジェクト「スロバキアにおける裁判外(代替的)紛争解決」の運営を担当。

法務博士(JUDr.)。商法分野の権威。学術論文や研究論文多数。スロバキア初の総合的な商法の教科書の共著者。チェコ学術アカデミー(プラハ)国家法律研究所学術委員会委員。スロバキア商工会議所付属仲裁裁判所、チェコ経済会議所・農業会議所付属仲裁裁判所の仲裁人名簿に掲載されている国際仲裁人。現在、スロバキア研究開発機関(APVV)の助成金プロジェクトのプロジェクトマネージャーを務める。同プロジェクトは、スロバキアにおける裁判外紛争解決の問題を扱っている(LPP-0076-09-スロバキアにおける裁判外/代替的紛争解決)。

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