法的保護を受ける権利と司法手続に対する権利(個人の裁判を受ける権利)の観点から見た仲裁:自治権の重要性とデュープロセスに対する権利の範囲
pages 47 - 70
ABSTRACT:

仲裁には常に法律の発達と適用が伴う。仲裁は、法律によって認められた契約上の 自治権の範囲内で、司法的保護に代わる手段を提供する制度である。国家機関を通じた司法的保護を受ける権利は法律で許容される限りにおいて取消し可能であるが、法的保護を受ける権利を放棄することはできない。仲裁ではデュープロセスの原則が緩和されることがあるが、一定の最低(強制)基準を排除することはできなくなっている。

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about the authors

法学博士(Dr.iur)および名誉教授(Dr. h.c.)。チェコ・プラハ市認可弁護士としてプラハで開業(米国ニュージャージー支部)、ビェロフラーヴェク法律事務所シニアパートナー。オストラヴァ大学経済学部法律学科教授、マサリク大学法学部ヨーロッパ法学科客員教授(チェコ共和国ブルノ市)。国際商業会議所(ICC)仲裁委員会チェコ国内委員会委員長。プラハ、ウィーン、キエフなどで仲裁人を務める。スイス仲裁人協会(ASA)、ドイツ仲裁人協会(DIS)、オーストリア仲裁人協会会員。世界法曹協会(WJA)初代副会長(米国ワシントンDC)。

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